どんな患者さんが神経科に行くのか
神経科は読んで字のごとく、神経の機能についての不調を精査、治療する診療科です。
脳や脊髄などの中枢神経や手足などの運動や感覚を担う末梢神経を検査し、何らかの異常があれば主に内科的な投薬、リハビリテーションによって治療します。
かつて感染症が多かった時代ではギランバレー症候群、という神経障害にかかる患者さんや腰の痛みなどを主訴にする患者さんが多かったのですが、現在は脳梗塞の既往がある患者さんや糖尿病に起因する神経障害を抱えた患者さんがかかっています。
神経障害は治療してもすっきり全快するとは限りません。
痺れや慢性疼痛が残ることもあり、それらは患者さんのその後の生活に対して大きな影になります。
長生きする人が増えれば増えるほど、神経科にかかる患者さんは増加していくと考えられます。
生活の質を左右しかねない分野ですから、今後の日本医療においてより一層私たちの生活に近づいた診療科になっていくのかもしれません。
